新百合ヶ丘こどもクリニック

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育児

 子どもの才能を伸ばしてあげたいのは親として当然の思いなのですが、才能開発がすべて勉学の方を向いてしまっているのが現実でしょう。子どもはいろいろな分野でその子にしかできない使命をもって生まれてきているのに、今の日本の教育体制は、それをうまく発掘できていないのではないかと案じています。いかにして子どもの能力を発揮させるか、とくに3歳から5歳ころまでに親がしてあげられることを紹介したいと思います。
1対1の会話
 この頃の時期は下に兄弟姉妹がいることも多く、親との会話が少なくなります。その日の出来事などを話題に1対1で話し合いを持ってあげてください。親に聞いてもらうことにより、安心感を得、精神が安定し成長が促されます。

本の読み聞かせ
 1対1の会話に通じることですが、本を読んであげることにより、親子の絆が深まるのはもちろん、想像力が豊かになり、語彙も増えてくることにより、自分の考えをより具体的に表現できるようになり、知的、精神的な成長がアップします。またこの時期に本に親しむことにより、大きくなってから自分の意思で本を読めるようになります。最近の大学生は本を読まないといわれていますが、幼児期に親から読み聞かせをたっぷりしてもらった子どもたちはその後の人生において読書量がより多いといわれています。幼児期にたくさん
の本に親しむ機会を持ってあげましょう。

ごっこ遊び
 ごっこ遊びをすることにより、こどもは現実には経験できないことを仮想体験し、多くのことを学ぶことができます。
たとえば、消防士になったつもりで火事の際の対応を知ったり、宇宙飛行士になって宇宙のことに関心を持ったりすることにより、こどもの世界は信じられないくらい豊かになります。

他の子ども達との遊び
 遊びを通して子どもなりの社会性を身につけることができます。年上、年下の子との遊びを通して自分がどのように振舞うべきかを知り、対応する能力を自然と身につけることができるようになります。

ゲームとパズル
 ここでのゲームはテレビゲームではなく、からだを動かし皆で楽しむことのできるものです。ゲームを通してルールを学び、順番待ちをすることを知り、ゲームに負けたときの悔しさを体験します。パズルの場合は、落ち着いて集中することを学びます。

テレビとビデオゲーム
 子どもひとりではなく、親も一緒にテレビやゲームを楽しむことはこの時期の子どもにとって有益になると思います。
ただ2歳前のこどもにはスクリーンを通してのものは体験させないほうが良いといわれています。2歳以下の子どもには実際にお母さんが歌を歌ってあげ、えほんを読んだり、音楽を楽しむ体験をしたほうが良いでしょう。2歳以上でも1日2時間を越えるテレビやゲームは控えたほうが良いとされています。

キッズクラス
 早くから数字や言葉を覚えさせることは悪いこととは思いませんが、あくまでも子どもが楽しんでいることが大事でしょう。早く覚えても内容の理解がついていないのであれば逆効果になります。こどもがこどもらしく楽しい時間をすごせるよう親として最大の配慮をしてあげましょう。